仕事の後にトレーニングをするクライアントに食事のタイミング、内容について聞かれる事が多々あります。
その中で間違いが多いの事が、ダイエット目的の方々で空腹時にトレーニングをたくさんやれば脂肪もたくさん燃焼されると思っているケースです。
そんな方々に向けて本日はトレーニング前の栄養補給について簡単に書いていきます。
18:00 仕事終了
19:00 トレーニング
21:00 晩御飯
このスケジュールの場合皆様はどう栄養補給を計画していますか？
前提として筋トレのエネルギー源として多く使われるのが糖質です。
強度が高くなればなるほど糖質が運動のエネルギーとして必要になります。
身体に糖質が不足している状態で、強度の高いトレーニングをすると、タンパク質を分解して糖質に変換されてしまいます(糖新生)。
ですので、ダイエットの方も、筋肉増量の方もトレーニング前に糖質を補給し、筋肉などに糖質(グリコーゲン)を蓄えておくことが重要になります。
タイミングとしては、
お米やパンなどの食事で摂る糖質が消化吸収する時間はだいたい2時間ぐらいと言われております。ですので、トレーニングする時間を逆算して2時間ほど前に間食を摂るのが理想的です。
しかし仕事をされている方々にとっては仕事中に間食を摂ることは現実的ではありません。
タイミングとしては仕事を終えトレーニングを開始する30分くらい前に消化吸収に良いものを摂る事をオススメします。
バナナやエネルギーゼリー、糖質の入ったドリンクなどはコンビニでも手軽に手に入り、トレーニング前の栄養補給としては最適です。
また、トレーニング前に捕食をする事で、エネルギー源や筋肉の分解予防だけでなく、トレーニング後の空腹により暴食を防げる効果もあると思いますので、ダイエット中の方も間食や捕食をする事は効果的だと思います。
もちろん、1日を通してのたんぱく質や脂質、糖質の量をコントロールする事も身体を変える為には必要です。
No.5 ウエイトコントロールについて① はこちら
是非、より質の高いトレーニングにする為にトレーニング前の栄養補給を意識してみてください。
TTBパーソナルトレーニング
TTBパーソナルジム 八丁堀
木村聡
