No.56 ウエイトリフティングをトレーニングプログラムに取り入れるべきか

No.56 ウエイトリフティングをトレーニングプログラムに取り入れるべきか

 

ウエイトリフティングは床から頭上まで重量を持ち上げる種目で、仕事量が多く、全身の協調性やパワー発揮の為に非常に有効な種目です。

私自身、またはクライアントでも股関節を中心とした全身のパワー発揮種目の1つとして、ウエイトリフティングを実施してもらっている方々もいます。

ただし、ウエイトリフティングを導入するにあたっては以下のような注意が必要だと私は感じています。

 

①環境があるか

→ウエイトリフティングは失敗をするとケガを避ける為にもバーベルを地面に落とさざる終えません。その際に落とせる環境でないと、危険な場合があります。また十分なスペースも必要です。 

 

②習得に長時間がかかる

これは私の指導力もあるかもしれませんが、リフティング種目は私自身も非常に難しく感じています。ケガのリスクがない姿勢で、かつパワー発揮の為の高重量を扱えるまでに長期の時間を有することを考慮しておかなければなりません。

 

③スクワットジャンプでも代用は効くかもしれない

もちろん、床から頭上まで持ち上げた方が全身の仕事量は大きいことから、ウエイトリフティングは有効だと思っています。ただし、股関節を使ってパワー発揮をするという観点からするとスクワットジャンプの様な種目でも代用は効くと思います。それに①②の懸念やリスクが少なくなります。

 

以上の理由から私は、クライアントの要望の期間や施設などによってウエイトリフティングを導入するかを決めています。

 

ただ、日本の多くのクラブや施設はウエイトリフティングの環境が整っていない場合が多いので、③を選択する事が多いです。

 

スポーツをする方も、一般の方もウエイトリフティングは有効であり、楽しみもある種目ですので、チャレンジされたい方は近くの専門家にご相談下さい!!

 

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