私の所有資格である、
全米ストレングス&コンディショニング協会ストレングス&コンディショニングスペシャリストという資格を所得するにあたって必ず入る項目の1つに”テコの原理”があります。
人間の身体は関節や、骨に付着する筋肉がテコの原理によって骨を動かします。
また重さを持ちたい、スピードを出したい関節、筋肉によってテコの作用が変わってきます。
学生の時に皆さまも物理学を学んだと思いますが、テコの原理には、
力点、作用点、支点が存在します。
トレーニングも同じです。
例えばスクワットで考えてみます。
上記の写真のように、力点の位置によって各関節にかかる作用点、支点が変わってくる事がわかります。
同時に、力点、作用点、支点がずれてしまうとフォームが崩れたり、ケガのリスクが高まると言うことですね。
少し難しいかもしれませんが教科書に載っているくらいトレーニングをする上では、必須な要素だと思います。
目的の為にどこにてこをかけるのか、参考にしてみてください。
パーソナルトレーナー/S&Cコーチ
木村聡